デジタル障害者手帳のミライロIDとは?使える場所や安全性を徹底解説

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「ミライロIDって何?」

「障害者手帳をデジタル化して、外出をスムーズに楽しみたい!」

障害者手帳を持ち歩くのが不便に感じることはありませんか?

  • 手帳を忘れてしまって、割引を受けられない
  • 外出先で手帳を提示するのに手間がかかる

「ミライロID」は障害者手帳をデジタル化しているため、上手く利用すれば外出先での負担を減らすことが可能です。

今回は「ミライロID」について、アプリの使い方から使える場所、安全性まで詳しく解説します。導入を検討している方の疑問や不安を解消する情報をまとめました。

記事を読んで「ミライロID」を活用し、子どもと楽しく外出するための参考にしてください。

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目次

ミライロIDとは?アプリを解説

画像:ミライロID

画像引用元:ミライロID公式サイト

「ミライロID」はアプリとして使用できる便利なデジタル障害者手帳です。

「ミライロID」の概要とアプリの解説は以下のとおりです。

  • ミライロIDの特徴と安全性
  • ミライロIDに登録できる手帳の種類と使い方
  • マイナポータルとの連携は必須なのか?

それぞれ解説します。

ミライロIDの特徴と安全性

「ミライロID」の大きな特徴は以下の2点です。

  • アプリとしてスマートフォンの画面で障害者手帳を提示できる
  • クーポンの利用や店舗情報の取得など便利な機能がある

「ミライロID」は、アプリとして簡単にスマートフォンで相手に提示できます。紙やカードの障害者手帳をなくしたり、カバンから出して提示したりする手間が省けるため、快適な利用が可能です。

アプリ内で配信されるクーポンの利用や、ミライロIDに対応した店舗情報をアプリ上で見られるのも大きな特徴となっています。飲食店にて家族でお得に食事を楽しみ、障害者手帳を使える店舗がすぐ分かることは、忙しい日々を送るお父さん・お母さんにとって大変便利です。

「ミライロID」は利用者が安心して使えるよう、安全面でも優れた機能を持っています。「ミライロID」を運営している株式会社ミライロは、個人情報の配慮を行っている事業者の証明としてPマーク(プライバシーマーク)を取得しており、個人情報の適切な管理を行っています。

  • SMSでの確実な本人認証
  • 暗証番号や指紋でのログイン
  • トラブル時のサポート

SMSでの本人確認や、本人しかログインできない機能を備えているので、他人にアプリを不正利用されるリスクは少ないでしょう。万が一スマートフォンをなくしてしまっても、運営会社に問い合わせをすることで利用を停止できるなど、サポートは手厚くなっています。

参考:

ミライロID公式サイト(アカウント登録をしたい)

ミライロID公式サイト(ログイン・ログアウトしたい)

ミライロIDに登録できる手帳の種類と使い方

ミライロIDに登録できる障害者手帳の種類は以下の3種類です。

  • 療育手帳
  • 身体障害者手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳

自治体から発行される「写真付き障害者手帳」であれば紙のタイプ、カードタイプのどちらでも登録可能となっています。

使い方はミライロIDアプリを起動して、ホーム画面の障害者手帳部分を見せれば、簡単に本人確認できます。1つのアカウントに複数の手帳情報を登録できるため、所持している手帳の種類が多ければ、管理が非常に楽です。

ただし1つの障害者手帳の情報を、複数のアプリに登録することはできません。お母さんのスマートフォンで登録をした場合、お父さんや子どものスマホに手帳を登録することはできないなど、注意が必要です。

マイナポータルとの連携は必須なのか?

「ミライロID」を利用するために、マイナポータルとの連携は必須ではありません。マイナポータルと連携させなくても、アプリの基本的な機能は十分使用可能です。

ただしバス会社や鉄道会社など一部の場所では「ミライロID」の利用にマイナポータルとの連携を条件としている場合があります。マイナポータルとの連携は必須ではありませんが、連携をしておけば利用できる公共交通機関や施設が増えることは覚えておいて良いでしょう。

参考:

ミライロID公式サイト(マイナポータルと連携したい)

ミライロID公式サイト(よくあるご質問 マイナポータルとの連携は必須ですか?)

ミライロIDは怪しい?

画像:説明

紙やカードの障害者手帳を使うことに慣れていると、アプリとして使用するのに不安を感じることもあるかもしれません。

「ミライロID」はお母さんの強い味方になる信頼できるサービスです。

  • ミライロIDの運営会社と実績
  • 実際の評判と口コミ
  • 自治体や公的機関の導入状況

安心して使える理由について、順番に解説します。

ミライロIDの運営会社と実績

ミライロIDの運営会社は「株式会社ミライロ」です。本社は大阪市淀川区にあり、東京都品川区に支社もあります。会社が設立されたのは2010年で、15年以上の運営実績があるのも信頼できるポイントです。

「ミライロID」のアプリ自体の実績も順調で、2019年の初リリース以降はユーザー数が増えています。2025年7月時点で利用者は50万人を超えていることから、今後もさらに活躍の場は広がっていくでしょう。

参考:株式会社ミライロ公式ページ(ミライロIDは2025年7月で6周年を迎えました!)

実際の評判と口コミ

「ミライロID」はアプリの利用者から「便利でお得」と高い評価を受けています。

  • 紙やカードの手帳を持ち歩かなくていいから便利
  • 子ども連れでも窓口で簡単に提示できるから手間取らない
  • 割引サービスがお得

紙やカードの障害者手帳を使っている方からも「外出先に手帳を持っていくのを忘れてしまうので、早くミライロIDに登録したい」という声があり、ミライロIDへの期待は日々高まっています。

参考:Xの投稿

自治体や公的機関の導入状況

「ミライロID」の利用は全国で広がっており、現在300以上の自治体で導入されています。自治体が直接発行している「福祉のしおり」などの広報誌でも、ミライロIDの利用案内があるなど、利用者が安心して使える体制が整ってきている状況です。

ミライロIDが使える場所と使えない場所

画像:ミライロID使える場所

画像引用元:ミライロID公式サイト

2025年11月現在、ミライロIDは4,2269の事業者で使えるようになっています。

「ミライロID」が使える場所と使えない場所についての解説は以下のとおりです。

  • 交通機関での利用(高速道路・電車・バス)
  • 飲食店や施設での利用状況
  • ミライロIDが使えない場面と対処法

それぞれ解説します。

交通機関での利用(高速道路・電車・バス)

電車やバスなどの公共交通機関での利用は、障害者手帳提示の代表的な場面の1つなので「ミライロID」も順調に使用されています。2021年3月には、全国にある123の鉄道会社で一気に「ミライロID」が導入されました。

一例を挙げると、2025年7月に新たに「ミライロID」が導入された交通機関は以下のとおりです。

  • 新潟交通
  • ジェイアールバス関東
  • 全担バス

記載のない他の交通機関も、今後は使用できる可能性があります。

参考:ミライロIDを使える場所が増えました!4,226の事業者で使えます(2025年11月更新)

飲食店や施設での利用状況

飲食店やレジャー施設でも「ミライロID」の利用が進んでいます。アプリ内では割引クーポンが発行されており、利用者はお得に食事を楽しめます。

映画館や動物園、水族館などのレジャー施設でも利用できるため、家族で出かける際はアプリで「ミライロID」が使える場所を事前にチェックするのがオススメです。

ミライロIDが使えない場面と対処法

全国に導入が広がっている「ミライロID」ですが、以下のような利用できないケースには注意が必要です。

  • 「ミライロID」がまだ導入されていない
  • 導入されていてもスタッフが「ミライロID」を知らない
  • スマホの充電切れなどのトラブルで「ミライロID」を表示できない

「ミライロID」は簡単に提示ができる便利なアプリですが、利用できない場所や思わぬトラブルで使用できないこともあります。

「ミライロID」をいつでも使用できるようにする対処法は以下のとおりです。

  • 事前に「ミライロID」が使えるサービスをアプリで確認する
  • 携帯電話の充電が切れる可能性があるときは、紙やカードの障害者手帳も準備しておく

「ミライロID」が利用できるサービスはアプリ内で簡単に調べられます。外出先で「ミライロID」が使えず慌てないように、事前に使えるサービスを調べておきましょう。

いざという時のために「紙やカードの障害者手帳」を予備として準備しておくのもオススメです。スタッフが「ミライロID」を知らない場合や、システムトラブルで「ミライロID」を表示できない場合でも「紙やカードの障害者手帳」があればスムーズに施設を利用できる可能性があります。

ミライロIDアプリの導入方法と使い方

画像:ミライロID使い方

画像引用元:ミライロID公式サイト

ミライロIDアプリの導入方法と使い方は以下のとおりです。

  • アプリのダウンロードと初期設定
  • クーポン機能と特典の活用方法
  • トラブル時の対処法とサポート体制

それぞれ解説します。

アプリのダウンロードと初期設定

アプリのダウンロードと初期設定の手順は以下のとおりです。

  1. アプリをダウンロード
  2. アカウント登録
  3. 障害者手帳の登録
  4. 運営事務局での確認
  5. メインページの初期設定

ミライロIDはiPhone(アイフォン)とAndroid(アンドロイド)両方で利用可能です。「App Store」か「Google Play」でミライロIDと検索して、アプリをダウンロードしてください。

アプリをダウンロードしたら「アカウント登録」を行います。電話番号やメールアドレスなど、必要な情報を入力して登録を進めましょう。

次に「障害者手帳の登録」を行います。紙タイプとカードタイプ、どちらのタイプでも登録可能です。アプリ内のカメラ機能を使って、お手持ちの手帳を撮影しましょう。

手帳の登録が終わると運営事務局にて送信した内容の確認作業が行われます。「ミライロID」が利用できるようになるのは、申請から2〜3営業日後です。「ミライロID」を使いたい予定が決まっている時は、早めに申請を終わらせましょう。

申請終了後「ミライロID」が使えるようになったら「初期設定」を行います。初期設定で必要なのは、メインページに表示する手帳の設定です。この設定をすることで、窓口等でスムーズに手帳の提示ができるようになります。

メインページの設定方法はミライロID公式サイトにて詳しく解説しています。

クーポン機能と特典の活用方法

ミライロIDアプリ下のメニューから「クーポン」を選択すると、利用できるクーポンの一覧が見られます。「グルメ」「ショッピング」などの使いたいカテゴリを選択し、利用したいクーポンを選びましょう。

クーポンの内容を確認したら画面上の「使う」を選択します。クーポンの種類によってその後の流れが変わるため、アプリの説明に従って操作を進めていきましょう。

  • 店舗で使うクーポン:店員にクーポンを提示する
  • オンラインクーポン:購入画面でクーポンコードを入力する

クーポンの詳しい利用方法はミライロID公式サイトにて詳しく解説しています。

トラブル時の対処法とサポート体制

「ミライロID」使用でのトラブルで考えられるのは以下のパターンです。

  • アプリの不具合
  • 利用先でのトラブル
  • サポートが必要な場合

「アプリにログインできない」「手帳が表示できない」といった場合は、まずはスマートフォンの電波を確認しましょう。電波が問題なければ、アプリやスマートフォンの再起動を行ってください。それでも改善しない場合は、ヘルプセンターへ問い合わせてください。。

利用先で「ミライロID」が使用できない場合は、利用先がミライロIDを使用できる店舗として登録されていないか、スタッフがミライロIDを知らない可能性もあります。ミライロIDについて自分で説明しても良いですが、時間がかかるようなら「紙やカードの障害者手帳」を利用しましょう。

その他にも「ミライロID」を使っていて困ったことがあった場合は、ヘルプセンターに連絡すると対応してもらえます。1人で悩まずに、分からないことはヘルプセンターに相談してみましょう。

ミライロID公式ヘルプセンター

まとめ:ミライロIDを活用するためのポイント

画像:まとめ

この記事では「ミライロID」の概要と使える場所、導入方法について解説しました。「ミライロID」を活用するためのポイントは以下のとおりです。

  • 「ミライロID」は株式会社ミライロが運営する信頼度の高いアプリ
  • 「ミライロID」は300以上の自治体と4000以上の事業者で使用可能
  • 利用できる場所は増えているが、心配な場合は確認が必要
  • 案内に従って操作すれば導入も簡単

「ミライロID」を利用すれば紙やカードの障害者手帳のような提示の手間も少なくなり、お得なクーポンも利用できるため、とても便利です。

家族で楽しくスムーズに外出を楽しむために、ぜひ「ミライロID」を活用してください。

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