「子どもが漢字を覚えられない‥」
「すららの漢字学習にはどんな特徴があるの?」
子どもが漢字をなかなか覚えてくれなくて、悩んでいませんか?
オンライン学習教材の「すらら」では、反復練習を中心とした独自の学習システムで、確実に漢字力を身につけられます。
今回は「すらら」とその中でも小学3年生の漢字学習に特化した「すらら漢字アドベンチャー」について、学習の具体的な方法や、なぜ効果的なのかまで詳しく解説します。記事を読んで、子どもが楽しく学べる漢字学習をぜひスタートしてください。
すららとは?オンライン学習の特徴とよくある質問を解説

オンライン学習教材「すらら」の特徴と、よくある質問は以下のとおりです。
- すららの無学年式オンライン教材とは
- すららドリルの特徴
- すららログインできない時の対処法
それぞれ解説します。
すららの無学年式オンライン教材とは
「すらら」は、小学生から高校生までを対象にした「無学年式オンライン教材」です。子どもの学年に関わらず、学習の理解度に応じて勉強を進められます。
自分の得意分野の勉強ならどんどん先に学習し、苦手分野の勉強ならわからない箇所や前の学年に戻って基礎から学び直せることが「無学年方式」の特徴です。
すららドリルの特徴
子どもがつまずくポイントをAIが判断し、効率よく学習を進められるのが「すららドリル」の特徴です。AIが自動的に子どもの苦手分野を見つけてサポートしてくれるので、理解できるところから学び直せます。
出題される問題形式には以下のような種類があります。
- 選択問題
- 穴埋め問題
- 記述問題
子どもが勉強に苦手意識を持たないように、アニメキャラクターが先生として登場するため、飽きずに学習に取り組めます。
すららログインできない時の対処法
すららでログインできない時の対処法は以下のとおりです。
- IDとパスワードが合っているか確認する。
- パソコンがインターネットに接続されているか確認する。
- 問い合わせ窓口に連絡する。
「すらら」にログインできない理由で多いのが、IDとパスワードの入力ミスや、インターネット環境の不具合です。ログインできない時は、まず入力したIDとパスワードに間違いが無いか確認しましょう。
IDとパスワードが間違っていない場合は、パソコンがインターネットに繋がっているかを確認してください。繋がっていない時は、インターネットに再接続をしてから「すらら」にログインしましょう。
入力ミスやインターネット接続の問題以外でログインできない場合は、問い合わせ窓口に連絡するのがオススメです。
「すらら」家庭学習サービス相談、お問い合わせ窓口はこちらです。
「すらら」と「すらら漢字アドベンチャー」の違いは?

オンライン学習教材「すらら」と「すらら漢字アドベンチャー」の違いが気になる方は多いと思います。
- 「すらら漢字アドベンチャー」ってどんな教材?
- 「すらら」と「すらら漢字アドベンチャー」の契約は違うの?
- 「すらら漢字アドベンチャー」の注意点は?
上記についてそれぞれ解説します。
「すらら漢字アドベンチャー」ってどんな教材?
「すらら漢字アドベンチャー」は小学3年生のみを対象とした漢字学習の教材です。他の学年も順次開発中ですが、2025年6月時点では小学3年生だけを対象としています。
最初に認知特性Web診断テスト(Surala LIFT)を必ず受講して、子ども特有の認知処理様式に合わせた漢字学習が可能です。認知処理様式については次の項目で詳しく解説します。
「すらら」と「すらら漢字アドベンチャー」の契約は違うの?
「すらら漢字アドベンチャー」は単体での契約か、「すらら」の契約によって利用できます。既に「すらら」を契約していれば「すらら漢字アドベンチャー」は利用可能です。
「すらら漢字アドベンチャー」の単体契約から「すらら」の契約に切り替えもできます。「すらら漢字アドベンチャー」のヘルプページより、切り替えに関する申請を行ってください。
「すらら漢字アドベンチャー」の注意点は?
「すらら漢字アドベンチャー」で学ぶと、漢字を書けるようになります。しかし、注意点があります。下記に引用した注意点があるため、子どもにテストで良い点をとらせてあげたい場合は「すらら」への契約も検討しましょう。
(引用)
学習タイプによっては書き順や「とめ・はね・はらい」の学習をしないため、学校のテストで点数を取るのは難しいかと思います。テストでよい点を取りたい場合は、反復学習スタイルの漢字ドリルを取り入れましょう。「すらら」契約者は反復学習用の漢字ドリルもご利用いただけます。
すらら漢字アドベンチャーは認知処理様式別で学習できる

「すらら漢字アドベンチャー」では認知処理様式別での学習ができます。認知処理様式についての詳しい説明は以下のとおりです。
- 認知処理様式とは?継次処理と同時処理の違い
- 継次処理が得意な子の漢字学習法
- 同時処理が得意な子の漢字学習法
それぞれ解説します。
認知処理様式とは?継次処理と同時処理の違い
「認知処理様式」とは情報を処理する脳の使い方の傾向のことで、以下の種類があります。
- 情報を順序立てて処理する「継次処理」
- 情報を全体的に捉えてから詳細を処理する「同時処理」
子どもが「継次処理」と「同時処理」のどちらが得意かによって学習の方法も変わります。「すらら」では、子どもの認知処理能力の違いを判断して出題する問題を変えているので、得意なやり方に沿った効率的な学習が可能です。
継次処理が得意な子の漢字学習法
「継次処理」が得意な子どもは、順を追った学習方法が向いています。以下のような段階を踏んで学習すると、学んだことが頭に入ってきやすいでしょう。
- 書き順を覚える
- 反復して書く
- 音読しながら書く
1つのことを理解してから次のステップに進めるため「継次処理」が得意な子どもは、段階を踏んで学ぶことで確実にステップアップして、漢字学習を進められます。
同時処理が得意な子の漢字学習法
「同時処理」が得意な子どもは、漢字の全体像やイメージを捉えるのが上手です。以下のような方法で学習すると、効率よく漢字を学べます。
- 最初に正しい漢字を見せる
- 漢字の間違い探しをして、詳細を理解する
学習のはじめに全体像が理解できるため「同時処理」が得意な子どもは、最初にゴールのイメージを持って、漢字学習を進められます。
すらら漢字アドベンチャーの魅力3選

「すらら漢字アドベンチャー」の魅力は以下の3つです。
- 認知特性がわかる
- タイプ別学習方法で覚えやすい
- アニメーション×ゲーミフィケーションで楽しく学習
それぞれ解説します。
認知特性がわかる
学習のはじめに認知特性のWeb診断テストを受けることで、子どもにどんな認知処理様式があるのかが分かります。認知処理様式を知ることで、その後の学習を効率よく行えます。
- 情報を順序立てて処理する「継次処理」
- 情報を全体的に捉えてから詳細を処理する「同時処理」
自分の子供の認知特性に合わせて学習を進められるため、漢字学習スピードも早いです。
タイプ別学習方法で覚えやすい
認知特性Web診断テストの結果で出た認知処理様式に沿って、子どもの得意に合わせた講義やドリルが用意されます。
情報を順序立てて処理する「継次処理」が得意な子どもは順を追った勉強法、情報を全体的に捉えてから詳細を処理する「同時処理」が得意な子どもにはまず全体がイメージできる勉強法が提供されます。
それぞれの認知特性に合わせた学習を進めることで、漢字力が身に付くでしょう。
アニメーション×ゲーミフィケーションで楽しく学習
漢字アドベンチャーでは、アニメやキャラクターが登場し、ゲーム感覚で漢字を楽しく学べます。漢字の成り立ちや意味がアニメーション付きで解説されるため、学習する子どもも内容を理解しやすいです。
学習を進めるごとにメダルがゲットできたり、キャラクターと一緒に冒険するゲーム要素があり、楽しく漢字を学べる工夫がされています。
すらら漢字アドベンチャー:3つの覚え方

「すらら漢字アドベンチャー」での漢字の覚え方は以下の3つです。
- 声に出して覚える
- 間違い探しで覚える
- パーツの組み合わせで覚える
それぞれ解説します。
声に出して覚える
声に出して覚える方法は情報を順序立てて処理する「継次処理」が得意な子どもへのオススメの学習方法です。
漢字を覚えるためには書くだけでなく、声に出して読むことも重要です。「すらら」では漢字の読み方を音声で聞けるほか、実際に声に出す機会も設けられています。
- 耳で聞く
- 声に出す
- 声に出しながら書く
というステップを踏むことで、漢字への理解を深めます。
間違い探しで覚える
間違い探しで覚える方法は情報を全体的に捉えてから詳細を処理する「同時処理」が得意な子どもにオススメです。
はじめに漢字の全体像を確認してから、間違った漢字を探すゲームに取り組むことで、遊び感覚で集中して勉強に取り組めます。
パーツの組み合わせで覚える
パーツの組み合わせで覚える方法は、パズルのように1つ1つの要素を組み合わせて全体を把握するのが得意な子どもにオススメの学習方法です。
- 「林」は「木」が2つ
- 「森」は「木」が3つ、など
漢字を部分的に分けて1つずつ理解していくので、じっくりと意味を考えて漢字を覚えられます。
3つの覚え方の後にはドリルで定着
- 声に出す
- 間違い探し
- パーツの組み合わせ
3つの覚え方で漢字を覚えたあとは、ドリルで反復練習をして知識を定着させます。
「すらら漢字アドベンチャー」で楽しく学んだことをドリル形式で繰り返すことで、苦手な漢字を無くし、やればできるという自信をつけることが漢字力の上昇に繋げられるでしょう。
まとめ:すららで効果的な漢字学習を始めよう

この記事では「すらら」と「すらら漢字アドベンチャー」の漢字学習の特徴について解説しました。大事なポイントは以下のとおりです。
- 「すらら」は学年に関係なく学べる無学年オンライン教材。
- 子どもの得意な方法に合わせて学習できる。
- 「すらら漢字アドベンチャー」では、子どもの認知特性別に勉強を楽しめる。
- 認知特性別の勉強のあとには、ドリルを解くことで知識が定着する。
子どもの得意に合わせて学習方法を工夫すれば、漢字をより効率的に学べます。今回の記事を参考に「すらら」や「すらら漢字アドベンチャー」を利用して、漢字学習を楽しく取り組みましょう。

