公園で出会い、仲良くなった親子。
相手のママさんから子育てサークルに勧誘をうけ、私もお試しで参加することに。
しかし、その実態は子育てサークルではなく宗教でした。
今回は、前回の記事の続きです。まだ読んでいない方は先に↓(勧誘編)をどうぞ♪

今回は、その「宗教への入り口であった子育てサークル」に参加してしまった体験談をお伝えします。
私の経験がどなたかの参考になれば幸いです。
※この記事では特定の宗教や関連団体を批判する目的はなく、参加の有無はあくまで個人の自由です。
それでは私の黒歴史♡スタート!
受付(事前予告もなく、親子別室へ)
集合場所は市の施設

会場は、市の施設(大きな公民館のようなところ)の保育室。たくさんのおもちゃがある部屋でした。
来場者

到着すると、目の前にはベビーカーや抱っこ紐で来場した、たくさんの親子。
20組以上いました。
そのうち私を含む5組程度が新規参加者のようでした。
受付
まずは受付。
お子さんは、こちらの部屋で預かります
お母さんは、別の階の〇〇〇号室へ移動してください。
親子で参加は大丈夫と説明を事前に勧誘者から聞いていましたが、
別室になるとは一言も聞いていませんでした。
預けるのが当たり前というような雰囲気で話されました。
謎の託児スタッフ

相手は全く知らない人。
事前に説明がなかったうえに、息子娘2人とも、まだ家族親族以外だれにも預けたことがなく、
とても不安でした。
しかし、息子は部屋に着いた途端、保育室のおもちゃ目掛けてハイテンションで突進。
私の存在を完全無視で、既に楽しそうに遊んでいました。

ここで息子を保育室から連れて行こうとすると、
気乗りしませんでしたが、
この状況で他に選択肢も見つからず、預けることにしました。
さすがに生後半年の娘は、心配なので一緒に連れて行くことに。
しかし、講義室に子どもを連れてきたのは私だけ。
他の親は、生後1歳にも満たない子を気にすることない様子で普通に預けていました・・・・。
私の確認不足ではありますが・・・・。
【前半】ママさん同士の交流会

サークルの前半はママさん同士の交流会。
各グループで雑談をし、その内容をを全体で発表して話す。といったものでした。
前半はママさん同士の交流がメインで、普通に楽しかったです。
さらに、司会進行の男性も好印象な方。
前半のみだったら、騙されていたかもしれません。
【後半】勉強会講師に謎のおばちゃん登場

トイレ休憩を挟んで、後半。
部屋に戻ってくると、講師席に50代ぐらいの女性が座っていました。
休憩時間が終わると、司会進行役の男性が女性を紹介
大阪から来た○○支部の△△さんです。
過去の子育てでたくさんの苦労をした経験を語っていただきます
この説明に次々と疑問が湧いてきます。
だれやねん!!!!www
まあ、女性の話を聞いてみれば謎が解けるかもと思い、話を聞いていましたが、
これが驚くほど話が下手でした。

これは子育てセミナーなの?少し違うような・・・
このおばちゃんの息子は、元引きこもり。
それが、旦那を立て、家族を大切にする生活に変えたら、みるみる家庭のあらゆる問題が解決したということを話していました。
おばちゃんの主張は
などでした。
話のメインは夫を最優先で敬えというものでした。
夫を大切にすること自体は、良いことだと思いますが、
具体的な内容が時代に合わず、少し違和感を感じるものでした。
年配の方だったので、そういった教育を受けてこられた方なのか、そういう価値観もあるだろうと思いました。
ただ、内容がこじつけが多く、根拠が乏しかったです。
(つまらなくて、途中眠気で夢の世界をお散歩していました。ごめんなさいw)
とか、そんな話でした。
家庭のありとあらゆる問題は、妻が夫を大切にしないからだという主張でした。
ちゃんとした根拠があるわけでもなく、このお話はおばちゃんやその知人数人の体験談。根拠が乏しいうえに、無理やりなこじつけでした。
そのおばちゃんの登場により、洗脳あるいは宗教、あたりの怪しい匂いがプンプンしました。
途中で抜け出せる雰囲気でもなく、息子が心配でまだかまだかと終わるのを待っていました。
参加から2時間以上たっています。
息子が人質に取られたような気分・・・。
子育てサークル活動後
不登校になったり、心に問題を抱えている子どもはたいてい家庭に問題がある。
私達は、そんな子どもたちを助けたくて活動をしています
おばちゃんの話が終わると、司会進行役の男性がスクールカウンセラーとしての経験を語り、話が下手なおばちゃんのフォローを賢い話し方でしていました。
続けて
と案内していました。
そして、数人餌食になっていました。
不安な安全性
勉強会後、私は息子がとても心配になり、急いで保育室へ。
保育室では、息子は何事もなく元気に遊んでいました。
他の親子は生後半年にも満たない子を2時間以上他人に預けています。恐ろしすぎます・・・・。
帰り支度をしてさっさと帰宅しようとしていましたが、どこを探しても息子の靴下が見つかりません。仕方なくスタッフの方に話しかけます。
とさらっと一言。

靴下は、私のリュックに入っていました。
確かに、講義室に移動する前に、荷物は置いて行ってよいといわれたので、貴重品だけもって、鞄は保育室に置いて行っていました。
けど、まさか勝手にあけるとは!!!
子ども用荷物と言って預けたわけでもない。名前も書いてあったわけでもないのに、調べ当てて、勝手に中身をあけて靴下をいれていたのです。
しかも、わざわざ子どもの着替えをいれているポーチを探し当てて・・・・。
勝手にあけるとは思ってなかったので
不用意にも、自宅住所がわかる郵便物や、自宅のカギを入れっぱなしだったのです・・・。
相手が知らない人なのでしばらく、怖かったです。
結局その後なにも、ありませんでした(良かった~!)

また、身元が明らかになっていない他人に自分の子どもを預けるのは、危険です。
結果論としては今回は大丈夫でしたが、私の行為は完全な失敗でした。
何かトラブルがあったとき、完全に親の責任です。誘拐されたっておかしくないですし、活発な年齢の子ども。急にいなくなってもおかしくないです。
とても後悔しています。
手口:宗教への誘導


帰宅後、サークル活動に違和感を感じ、友人に話したりネットで情報収集したら、やはり”宗教”という情報がたくさん出てきました。
表向きは、全国各地で育児に悩むママさんをターゲットに助けてあげたいという信念で活動。
この規模感は、通常は財源がないと活動できないと思います。
保育スタッフは、おそらく宗教の信念のもとに集まった信者。
目的は、ボランティアではなく、布教活動としか思えませんでした。
宗教活動に参加しているうちに、考えもその宗教にはまるようになり自然とお金を出すようになるのだと思います。
その後:しつこい勧誘


その後、次回のサークル活動のお誘いが毎週のように届きました。
最初は、忙しいなど適当な理由を付けて断っていましたが、
あまりのしつこさに途中からもう参加しないと一言返信し、その後は返信をしませんでした。
それでも、毎週送られてくるので、最終的には受信拒否をしました。
近隣に信者も多く、活動が盛んな宗教のようで相変わらず、道端で様々な人から同サークルの勧誘はありましたが、その後はきっぱりと断っています。

まとめ
子育てサークルもまともな活動をしている団体も多くありますし、
宗教も信念もその人の自由なのでも否定はしません。
ですが、
初めに宗教色を隠し、子育てサークルからという巧妙な手口の先が、
果たしてどうなるのか、それが本当の幸せにつながるのか疑問に感じました。
私の経験、この記事が誘われて迷っている人の手助けになれば幸いです。
迷うことがあれば、その場で返事せず一旦ネットなどで情報収集をしたり、周りの人に相談することをお勧めします。